価格:330円(税込)
世界三大発明といえば、羅針盤、火薬、そして活版印刷。15世紀にドイツのグーテンベルクが開発した活版印刷技術によって、本の複製が容易になり、宗教が広く行き渡るといった社会改革運動の引き金にもなりました。鋳造された活字を組んだ凸版にインクを付け、圧力をかけながら紙面に転写する活版印刷によって、このノートの表紙もつくられています。
インクがぽたぽたと垂れた様子をそのままに、作為のないドットパターンの表紙です。誰もがどこかで見たことあるようなグラフィックを活版印刷でカラフルに表現したら、すこし新鮮な気分のノートになりました。風合いのある本文用紙は4色を10枚ずつ丁合し、リング製本で仕立てています。
片手でラクに持てるB7サイズ、80ページ。
活版印刷機はドイツ・ハイデルベルグ社製。
グレー、ブルー、ベージュの3色展開。ページの左右がずれないダブルリング製本です。
実際にインクを垂らしてつくったグラフィックパターン。活版印刷でしか生まれない表情があります。そのデコボコとした質感をぜひ触ってたしかめてください。
本文用紙は4色が10枚ずつ丁合されています。
真横から見たところ。カラフルな紙が重なって層になっています。
少しだけ厚めの紙には、もともとチリ(微細な欠片)が漉き込まれています。遠い外国の見知らぬ街で出会ったかのような、ニュアンスのある紙です。
ちょっとした思いつきを書き留めておくのにちょうどいいサイズ。
たまにはカラフルな紙にイラストや文字を書くのもいいものですね。いつもと違ったムードになるような気がします。