• ポストカード〔アート タッチ〕 tamane iwata 【20点までネコポス配送可】

価格:198円(税込)

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商品説明

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ポストカード〔アート タッチ〕 tamane iwata

タッチアンドフローと凹版画家・金工家の岩田 圭音さんがコラボレーション制作したポストカードです。岩田さんの繊細な線画は、真鍮や洋白などに手描きをしてから塩化第二鉄による腐蝕エッチングという手法で生み出されています。

ポストカード〔アート タッチ〕 tamane iwata

作品の繊細さをポストカードにうつしとるために、今回の製作は活版印刷を選びました。流山の自社工場にある50年以上前の印刷機で、1枚ずつ丁寧に仕上げました。活版印刷ならではの凹凸のある風合いをお楽しみください。

岩田 圭音 | 凹版画家・金工家
群馬県生まれ。多摩美術大学卒業。
凹版画と原版を使った装身具を制作、ブランド名「水銀ノ猫」にて活動中。東京を中心に個展や企画展で作品を発表。

ポストカード〔アート タッチ〕 tamane iwata

伸びをしているねこのしっぽが、花や葉に変化していく様子が幻想的です。

ポストカード〔アート タッチ〕 tamane iwata

カッパーのインクにより、ぬくもりを感じさせるノスタルジックな風合いに仕上りました。

ポストカード〔アート タッチ〕 tamane iwata

ー岩田 圭音さんに聞きましたー
Q:今回のポストカードの原画は何で書きましたか?
A:凹版画です。銅版画と同じ技法で真鍮や洋白にエッチングで絵を刻み、そこにインクを詰めてプレス機で刷っています。

Q:その画材を使用するきっかけや理由はありますか?
A:ものすごく繊細な線を表現できる腐蝕銅版画に、とても魅力を感じたからです。

ポストカード〔アート タッチ〕 tamane iwata

Q:作品に対するコンセプト、テーマなどを教えてください。
A:私は凹版画だけでなく、版画の原版を装身具に加工する仕事もしています。版画というと壁に飾って鑑賞する「アート」というイメージが強いかもしれません。しかし、原版を装身具に変えることで、版画というものが急に親しみやすい存在になるのではないかと思います。版画のような装身具を作っていることもふまえ、今現在の作品コンセプトは、「暮らしの中に溶け込む版画」です。

Q:作品によく登場するモチーフ、モデルなどがあれば教えてください。
A:猫です。現在までたくさんの猫と関わってきたこともあり、作品を作る時は自然に猫を登場させてしまいます。

Q:制作する上で、一番こだわっていること、大切にされていることは何ですか?
A:原版を装身具に加工する仕事もしているため、版画も原版もどちらもきれいに見せられるように、デザインやエッチングの仕方を工夫しています。

ポストカード〔アート タッチ〕 tamane iwata

Q:作品はどのぐらいの頻度で生み出していますか?
A:1ヵ月に5~10点くらいです。

Q:主に、どんな場所で描いていますか?
A:自宅で制作しています。キッチンも含めスペースさえあれば、自宅の至る所で制作しています。

Q:好きなこと、絵以外の趣味やマイブームなどがあれば教えてください。
A:小学生の息子が昆虫好きということもあり、最近は蝶や蛾の幼虫を育てたり、山に昆虫を探しに行ったりすることを楽しんでいます。昆虫だけでなく、山野草や野鳥を目にして、改めて自然の美しさに感動しています。今後は鳥のモチーフも増えるかもしれません。

Q:メッセージをお願いします。
A:ポストカードの凹版画は、原版をブローチに加工することを前提に制作している版画なので、とても小さなものです。限られた空間ですが、そこに描かれている動物や草花の向こう側に広がる物語の奥行も感じていただけると嬉しく思います。

ポストカード〔アート タッチ〕 tamane iwata

ー〔アート タッチ〕についてー
デジタル時代において、ペーパーコミュニケーションをもっと手軽に、もっと身近に...。
様々なアーティストの力を借りて、長方形の紙にその可能性を託したポストカードのシリーズが“Art Touch(アート タッチ)”です。
「もうすぐ友達の誕生日だけど、LINEのスタンプだけじゃ、ちょっと味気ない」「久しぶりに手紙を書こうかと思ったけれど、便箋に向かうとなかなか筆が動かない」そんな時に、たいせつな人の笑顔を思い浮かべながらポストカードを選びませんか?
贈っても飾っても、紙とアートの力がきっと気持ちをなごませてくれます。
世界中のみなさんが“Art Touch”のポストカードを一枚手に取るだけで、あたたかい気持ちになりますように...。

Art Touch参加アーティスト一覧