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富沢 麻子 個展『木のしごと』

木そのものの美しさを生かしながら、彫りや彩色、塗りを重ね、一つひとつ時間をかけて作品を仕上げている木工芸家・富沢麻子さん。伝統的な木工の技術を大切にしながら、日常の装いや暮らしに溶け込む「使う工芸品」をコンセプトに日々制作しています。好評を博した昨年に続き、今年も富沢さんの個展を日本橋店のギャラリーで開催します。
今回の個展も昨年と同じく「入れ物」をテーマに、思わず集めたくなる小箱や個性あふれるバッグを中心に展示販売します。富沢さんが手掛ける「入れ物」は、何を入れようかと考え、使う場面を思い浮かべていくうちに、いつのまにかわくわく楽しくなっている、そんな魅力にあふれています。また、本個展では「入れ物」のほか、ブローチやネックレスなど、日々の暮らしで使いたくなるさまざまな作品も並びます。小さな作品にも精緻な技が凝縮されており、作品を手にとって眺めるたびに、手仕事の温もりを感じることができるはずです。
暮らしの中で使うことで、木の美しさや手仕事の魅力を感じられる作品との出会いを、ぜひお楽しみください。

【作家のことば】
「入れ物」をテーマに小箱やペン皿、バッグなどをメインとした展示会です。
ちょっとしたものを入れる箱やお皿、大切なものを入れて持ち運ぶバッグなど、見つけて嬉しい使って楽しい、そんな作品に出会っていただけたらと思います。

● バッグ Taico 82,500円(税込)
素材には、日本固有種である「カツラ(桂)」を使用しています。カツラは彫刻がしやすく、軽くて丈夫なことから、富沢さんが特に好んで使う木のひとつ。うずまき模様を大胆に彫り、落ち着いた光沢が特徴の錫粉を蒔いた上から黒のカシュー塗料で仕上げています。富沢さんの「丸いバッグがあったら楽しいな」という思いから生まれた、遊び心のある作品です。
※「カシュー塗料」とは・・・原料の一部にカシューナッツの殻から搾りだした油が使われています。漆にとてもよく似た性質や風合いを持ち合わせているため、「カシュー漆」とも呼ばれています。

展示販売期間
日本橋髙島屋S.C.店:2026/9/16(水)~2026/9/29(火)
※最終日は午後5時閉場です。

富沢 麻子 | 木工芸家
東京都生まれ
1992年 武蔵野美術大学短期大学部工芸デザイン科卒業
1993年 木彫教室「きつつき会」勤務
2000年 工房「a-wood」設立後、2003年に独立。
1998年 初の2人展を開催以降、毎年個展やグループ展を開催している。
Instagram:@a_woodasatom