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『Fused glass』~ガラスのある日常~ by Naoko Onishi

大西直子さんの作品は、様々な色板ガラスを組み合わせて、長時間かけて焼成するフュージングという技法から生み出されます。美しいガラスの色と色による重なりと溶け合いにより『Fused glass』という美が誕生します。同じものがない唯一無二のガラス作品は、手が届く日常の中のアート。あなただけのお気に入りのガラスとの出会いは、きっと色あせることなく、永遠の輝きを放ち続けてくれるはずです。

【作家のことば】
気取らない自然体のガラス
ガラスが放つ質感や色合いは他にはない魅力があります
ガラスに光を通した時の輝きは格別です
ガラスは色と光により変化し、永遠に輝きを放ち続けます
シンプルにただ心惹かれる作品を作りたい
日常に溶け込む気軽なアート作品を作りたい
そんな気持ちで日々ガラスを制作しています
自分好みのお気に入りのガラスを見つけにきてください


フュージングガラス技法とは、約800℃の高温の電気炉の中で板ガラスと板ガラスを長時間かけ焼成して作るガラス技法です。まずは色板ガラスを自由な形にカットして重ね合わせていくことから始めます。ガラスの最終の焼き上がりをイメージして、色の合わせ方や重ねる順序、大きさなどを細部まで調整しながら、焼成温度を作品に合わせて設定して焼き上げていきます。


作品によっては3~4回の焼成を経て仕上がるものもあります。1回焼成するのに、丸一日かかかるので、3回焼成する場合は3日間もかかります。このガラスの色と色の溶け合いが、無限の色と形を形成していきます。


大きなお皿や壁掛け時計、ピアスやブローチといったアクセサリーまで、すべてはこの世に1点しか存在しないオリジナル作品です。大西さんの作品を一堂にご覧いただけけるこの機会に、ぜひ日本橋髙島屋S.C.店にお立ち寄りください。

展示販売期間
日本橋髙島屋S.C.店:2019/06/05(水)~06/25(火)
※最終日は午後5時閉会です。

大西 直子(おおにし なおこ) ガラス作家
滋賀県出身/京都芸術短期大学(現:京都造形大)染色テキスタイル科卒業
テキスタイルデザイナーを経てステンドグラス工房にてガラス工芸技術を学ぶ
2000 フュージンググラス・ステンドグラスのデザイン制作販売を開始
2004 神戸TOR GALLERYにて『WEST・MID・EAST』二人展を開催
2006 神戸TOR DECO リニューアルオープニングイベントにて作品展開催
2008 日本橋三越 幡(麻布小物)にてガラス展を開催
2009 作品の販売とワークショックを開始
2017 ハンドメイドのイベントを企画実施
現在 神奈川県在住 フュージングガラス作品の制作販売に取り組む