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シモヤ ユミコ 作陶展 『とっておきの時間』

カリっと焼き上げた食パンに、トロトロのスクランブルエッグ。おいしいものでとっておきの朝時間を過ごすことは、体だけではなく心まで元気にしてくれますね。
コロナ禍で、いろんなことを我慢している私たちですが、気持ちの持ちよう次第では、日々の暮らしの中で「心にご褒美」を与えることもできるのかもしれません。自分自身で、上手に自分の機嫌をとる。今回は、そんなきっかけづくりをテーマにシモヤさんに作品をご準備いただきました。

シモヤさんの器は、使えば使うほど愛着がますような落ち着いた色味で、いつでも日々の暮らしにやさしく寄り添ってくれます。少し淡いグレー味を帯びた独特の空気感漂う色合い。マットな感じでありながらも、手にしっとりと馴染みながら、ゆっくりと温度が伝わってくるような感触も、やはり好きです。



そしてデザインも、お馴染みの「さざなみ」仕上などシモヤさんらしい佇まいは変わりません。だからこそ、出会うたびに無計画に買い足していっても、必ず器同士がしっかり手をつなぎ合ってくれる。シモヤさんの器は、ほんとうに使う喜びを満たしてくれるのだと実感できます。


前回、タッチアンドフローにシモヤさんの作品をお迎えしたのは2019年1月に大好評で幕を閉じた『笠間の三人展』。今回はたっぷりシモヤユミコさんの個展です。1つ1つ手に取って、お気に入りを探してみてください。

【作家のことば】
日々の食卓、おやつの時間、晩酌。
大切にしている時間、リフレッシュできるときは人それぞれ違うと思います。
それぞれの大切な時間をさらに特別なものにする、うつわを通してそのお手伝いができれば嬉しいと思います。

展示販売期間
日本橋髙島屋S.C.店:2021/9/29(水)~2021/10/12(火)
※最終日は午後5時閉場です。

シモヤ ユミコ | 陶芸家
岩手県盛岡市生まれ
グラフィックデザイナーとして活動後に陶芸の世界へ。
笠間の窯業指導所を修了後、額賀章夫氏に師事。
2021年に独立、2016年からは拠点を神奈川へ移し、現在は江の島の近くで作陶に励む日々。