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ひときわ ~ガラスに咲く花~

今年も、ガラス作家の大西直子さんが主宰するブランド「coldeco(コルデコ)」の新作登場の季節がやってきました。初夏の恒例となっている本個展で発表される新作は、毎年私たちに新たな感動を与えてくれます。今年も個展が始まる前からどんな作品が登場するのかと、スタッフ一同想像を膨らませてわくわくしていました。
今年の個展タイトルは「ひときわ」。ひときわ輝くフュージングガラスの世界に、どっぷりと浸れる展示となっています。

〇 【新作】一輪挿し「jewelry series」(立て掛け/壁掛け両用)・・・5,390円 / 6,160円(いずれも税込)
宝石のようなカラフルな色合いとキリコデザインが特徴の、花器の新シリーズが誕生しました。 ガラスに施された凹凸模様が光を拡散させ、宝石のようにキラキラ輝く様は、まさにジュエリーのようです。
切って短くなってしまったお花やお庭の小花を摘んで挿しても、実に雰囲気のある絵になるデザインです。 さらに背面にキャンドルを灯せばより輝きが増し、そうして幻想的な光を楽しんでみたら、これはなかなか癒しの効果としても◎。 そしてお花を生けずに、ガラスだけで飾ってもオブジェとしても成立してしまうのです。
また、サイズはとてもコンパクトなので、玄関や棚などの狭いスペースにも飾りやすく、カラーも豊富なたため、いくつか色違いで組み合わせて飾っても楽しそうです。
自分や大切な方へ、たとえば誕生石カラーをテーマにして、ガラスの花器を探してみるのも楽しいかもしれません。

【作家のことば】
光をまとい、ひときわ光り輝く。
花を得て、ひときわ美しさを増す。
そして、見るものの心はひときわ躍る。
色ガラスが重なり、溶け合うことで無限の色と形を生み出すフュージングガラスの花器。
ガラスが創り出すインフィニティな世界観をお楽しみください。

【フュージングガラスとは】
高温の電気窯の中で板ガラスと板ガラスを長時間かけ焼成して作品へと完成させていく技法です。 色ガラスが重なり溶け合うことで、無限の色と形を形成していけるのが魅力です。
ガラスの最終の焼き上がりをイメージして、色の合わせ方や重ねる順序、細部を調整しながら焼成温度を作品に合わせて設定して焼き上げます。この技法は、 1回焼成するのに丸一日かかり、作品によっては3~4回の焼成を経て完成するものもあります。
丸一日かけて焼成し、窯の蓋を開ける時が作家にとって最も気分が上がる瞬間。
ガラスは色あせることなく、永遠の輝きを放ち続けます。

〇 花器「FRASCO series」(立て掛け/壁掛け両用)・・・9,790円 / 8,140円(いずれも税込)
昨年の個展で大好評で、その後タッチアンドフローでは定番として取り扱っている「FRASCO series」。今回の個展ではさらにバージョンアップしたデザインになりました。紫陽花を彷彿させる本作品は、梅雨の時期のお部屋を情緒感たっぷりに彩ります。
生花を飾らなくてもガラスのオブジェとして、あるいはアロマディフューザーとしてもお楽しみいただけます。

少し大ぶりでアシンメトリーなデザインはスタイリッシュな印象に。フラワーモチーフが揺れるピアスはよりフェミニンな印象に。 身に着けるだけでときめくような、とびきりのアクセサリーをご紹介しています。

展示販売期間
日本橋髙島屋S.C.店:2024/6/19(水)~7/16(火)
※最終日は午後5時閉会

大西 直子(おおにし なおこ) ガラス作家
滋賀県出身/京都芸術短期大学(現:京都造形大)染色テキスタイル科卒業
テキスタイルデザイナーを経てステンドグラス工房にてガラス工芸技術を学ぶ
2000 フュージンググラス・ステンドグラスのデザイン制作販売を開始
2004 神戸TOR GALLERYにて『WEST・MID・EAST』二人展を開催
2006 神戸TOR DECO リニューアルオープニングイベントにて作品展開催
2008 日本橋三越 幡(麻布小物)にてガラス展を開催
2009 オンライン・オフラインにて作品の販売とワークショップを開始
2017 ハンドメイドのイベントを企画実施
2019 日本橋髙島屋S.C. TOUCH & FLOWにて作品展開催(Vol.1)
2020 日本橋髙島屋S.C. TOUCH & FLOWにて作品展開催(Vol.2)
2022 日本橋高島屋S.C. TOUCH & FLOWにて作品展開催(Vol.3)
2023 日本橋高島屋S.C. TOUCH & FLOWにて作品展開催(Vol.4)
現在 神奈川県在住 フュージングガラス作品の制作販売、ワークショップに取り組む
Instagram : coldeco.glass