価格:165円(税込)
タッチアンドフローと日本画家の栗原 由子さんがコラボレーション制作した花柄のポストカードです。細密に対象物の奥の奥まで描ききる、栗原さんならでは筆力に圧倒されて目が離せなくなります。
栗原 由子 | 日本画家
1976年生まれ。小学生時代をシンガポール、中学時代を千葉、高校時代をアメリカなど国内外各地で過ごす。
2001年、筑波大学大学院修士課程芸術研究科日本画専攻修了。グラフィックデザイナーとして15年勤務後、絵画制作の道へ。
数々の展覧会に積極的に参加。おもに日本画の手法を重んじつつ、緻密で独特な世界観の作品を描き続けている。
老舗菓子店のパッケージデザイン、三越百貨店のお歳暮・お中元キービジュアル制作、ハイアットセントリック金沢のダイニング・エレベーターホール用の作品提供なども。
ー栗原 由子さんに聞きましたー
Q:今回のポストカードの原画は何で書きましたか?
A:和紙に岩絵具という日本画の伝統画材で描いています。
Q:その画材を使用するきっかけや理由はありますか?
A:大学時代に専攻してからずっと日本画を描き続けていますが、日本画の画材の発色の良さと独特の質感、箔を用いたりと工芸的な要素があることに魅力を感じています。
Q:作品に対するコンセプト、テーマなどを教えてください。
A:自然の中にある生命力や模様を感じさせる部分、美しい色合いに惹かれます。例えば葉の枯れかけているところや虫食い、新芽などに見られる力強さや造形の面白さ、色の美しさを表現することに喜びを感じます。
Q:作品によく登場するモチーフ、モデルなどがあれば教えてください。
A:野菜や果物、特に南瓜、蕪、葡萄などは一つずつ形も色合いも異なるので好んでよく描きます。
Q:制作する上で、一番こだわっていること、大切にされていることは何ですか?
A:事前にモチーフをよく観察すること。色合いは最も大切に考えています。
Q:作品はどのぐらいの頻度で生み出していますか?
A:月に3〜4枚程度です。
Q:好きなこと、絵以外の趣味やマイブームなどがあれば教えてください。
A:好きな音楽(exo)を聴きながらの散歩。最近は蔦に覆われた建物を探しながら散歩をすることにはまっています。
Q:メッセージをお願いします。
A:私の絵やポストカードが大切な時間や空間を共有するきっかけになればとても嬉しいです。
栗原さんのポストカードは、特殊な印刷と金箔、銀箔を施したCWプリントのポストカードもございます。CWプリントのポストカードはこちら。
ー〔アート タッチ〕についてー
「創作の楽しみを思い出す場」を掲げるショップ兼ブランドであるタッチアンドフローが取り組むアートプロジェクトです。
美術館での鑑賞や資産としてのアートではなく、「アートを日常の中で手軽に楽しんでいただく」ことを目的に、さまざまな分野で活躍中のアーティストの協力を得ながら、アート作品とポストカード等の紙製品を制作しています。私たちのお気に入りのアーティストを、より多くの人々に紹介したいということも、本プロジェクトをはじめた動機の1つです。
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