焼き物の町、岐阜県多治見市の老舗タイルメーカー「杉浦製陶」さんに、タッチアンドフローのためにお作りいただいているスペシャルカラーの美濃焼の置時計です。この時計は、まだ試作段階の時にタッチアンドフローのバイヤーが美しさに一目ぼれ。熱烈なラブコールにお応えいただき、特別にお作りいただいております。
当店スペシャルカラーは「カフェモカ」「綿雪」「深海」「飴」の4色。1点1点、手作業で釉薬を掛けていることと、窯の中の温度差により、同じカラーでもひとつずつ違った表情で仕上がってまいります。これもまた、手作りならではの温かさと味わいを感じることができる点だと思います。素朴で美しく、どんなお部屋にも合わせやすいデザインなので、タッチアンドフローでは贈り物としても人気のアイテムです。

杉浦製陶さんは、1950年創業の老舗タイルメーカー。ほとんどの国内タイルメーカーは、製造工程を分業化しているそうですが、こちらでは全工程を自社工場で行っているため、タイルの決め手となる「色」、「形」、「性能」、「作業性」の全てを研究し続けていらっしゃるそうです。美しいモザイクタイルを作り続けていることも有名で、その技術を存分に活かして生まれたプロダクトブランド「SUGY」は、どれも釉薬の色と質感にこだわり、一つ一つ手作りで仕上げられています。

多治見を代表するタイル製造方法の「プレス成形」で作成した置時計は、シャープさのあるキレイな円形が特徴です。

「ころん」とした、かわいらしい形から「コロン」と名付けられました。名前にふさわしい、かわいらしい形状です。
文字盤をなくしたシンプルなデザインは、強い主張がなくてとても控えめ。優しいナチュラルテイストのインテリアに、溶け込むように馴染みます。

こちらは少し艶のある「カフェモカ」。釉薬と窯の温度により、グレーがかったグレージュのような色から、ベージュに近い色まで、色味に幅があるのが「カフェモカ」です。オーダーした時期によって、色の差がありますが、微妙な違いでいずれも素敵な色ですのでご安心を。

つぎに、艶は控えめの「綿雪」。ふんわりとした綿雪を彷彿とさせる淡い白色は、どんなインテリアでも合わせやすい優しい色合いです。

たっぷりと釉薬がかかった艶のある青が美しい「深海」。淡い色と釉薬が溜まった濃い色の、焼き物らしい濃淡が楽しめます。

同じくたっぷりと釉薬がかかった艶のある「飴」。半透明の褐色が味わい深く、落ち着きのある風合いに。淡い色と釉薬が溜まった深い茶色の、焼き物らしい濃淡が楽しめます。

裏面には時計のムーブメントが埋め込まれています。裏面の本体部分は、釉薬はなく焼き物そのままの素の色が出ています。

※テスト用の単3電池が1個付属されています。絶縁体をはずしてご使用ください。テスト用ですので、長期間の使用ができない場合もあります。
※焼成する段階で、「サヤ」という焼き上げ台の跡が裏面につきやすいため、商品によっては白い線や跡が見えるものもありますが、焼き物ならではの特徴となりますので、ご了承くださいませ。

時間調整は、表面の針には直接触れず、裏面ムーブメントの「針回しつまみ」で調整をします。

※時計の針に直接触れると、針の位置ズレ、針の変形、時間遅れなど故障の原因となりますので、ご注意ください。